そんなことでサウジでは「ナイト・オブ・サムライ」出場選手が揃った会見?が行われたとのことです。
そこで井上尚弥に次ぐ注目を集めたのは、中谷潤人ではなくて、寺地拳四朗だった模様。
【動画🎥】
— オリコンニュース【格闘技】 (@oricon_fight) 2025年12月23日
寺地拳四朗、アラブ民族衣装でサウジ降臨!
中谷潤人も熱視線?を送る👀
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なるほど、うまいことやりましたね(笑)。
中谷にも同様の構想があったが、先を越されたという。
しかし、こういうのって案外大事なのかもしれません。
海外で試合する時、会場の雰囲気ってやっぱり大事で、観衆を敵に回すとやっぱり大変です。
もっとも、今回の会場の雰囲気が、そこまでの熱気に満ちたものかどうかはわからないですが。
かつてメキシコで平仲明信が、ソンブレロとメキシコ国旗を手にリングインして、観衆を味方につけた事例に準えるには、ちょっと条件が違うかもしれません。
とはいえ、何も無いよりずっと良いかも。試合展開そのものもそうですが、ボクシングでも何でも第一印象の「掴み」って大事だと思います。
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その拳四朗ですが、今回勝ってIBF115ポンド級王者となれば、WBA、WBA、WBO王者ジェシー・ロドリゲスとの4冠統一戦が実現するかどうか、という件について、ロドリゲスと契約するマッチルーム幹部が発言しています。
以前の報道では、元WBA王者にして現在、IBF最上位(3位)のアンドリュー・モロニーが指名挑戦者としてIBFに認定された、とありました。
今夏、メキシコでのアルジ・コルテス戦が紆余曲折の末、実現しなかったことを受けてのIBF裁定で、モロニー陣営はとにかくこの挑戦権を行使して、即挑戦したい、統一戦実現のための待機交渉には応じない、と強硬姿勢を取っている、とも。
このマッチルーム幹部、フランク・スミスという人が、その辺をどう認識しているのかどうかが不明ですが、まさか自分の懐痛めてまで、待機交渉をするわけではないでしょう。負担も面倒も日本側、という話です。
しかしマッチルームが、ジェシー・ロドリゲスの意志はそういうものだと明言し、来日試合の運びになっても邪魔立てはしない、というだけでも、だいぶ前向きな話だ、とも言えます。
とりあえず、明後日の試合で拳四朗が勝てば、あとはモロニー陣営との交渉次第です。はてさて。
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さて、主役の井上尚弥ですが、5月に対戦予定だったアラン・ピカソから、相手がラモン・カルデナスに変わった件について「真相」を明かす、という記事です。
要は条件面でピカソ側が不足を言ったと。確かに、トップランクが出す条件が、サウジの出すであろうそれを下回るというのは、いかにもありそうなことですね。
そりゃ、ベガスの大箱で、ヒスパニックやメキシカンの大観衆の前で果敢に挑む、というのと、サウジの比較的静かな会場での試合、どちらがファイターとしての本懐、幸福か、というと、答えははっきりしているでしょうが...まあ、今は試合映像もライブで配信されることですし、報酬も(さすがに「桁」が違う、とまではいかずとも)差があるなら、こういう選択が当然なのでしょう。
ただ、だからといってピカソへの評価が変わるかというと、そうではないでしょうが。最大限の力を発揮しても、善戦健闘止まりか、と。
唯一不安があるとすれば、最近の井上が、差がある相手には隙を見せたり、苦戦したりしていること、くらいですかね。
こればかりは、ベテランの域に入りつつあるスターボクサーなら、誰でも通る道、仕方ないことかもしれませんが。