2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

コロナがなくても組まれているべき一戦 井上拓真、栗原慶太戦発表

来年早々、好カードが行われると発表がありました。 井上拓真と栗原慶太、OPBFバンタム級タイトルマッチ。 王者は栗原の方ですが、こういう順番で敢えて書いてみました。 やはり暫定とはいえ、元WBC王者であり、国内上位や世界ランカーと何試合も闘い…

静岡のリングは、逆光の中で燃えていた 村地翼、クリアな勝利で再起

日曜日、WOWOWオンデマンドを見終えた頃には、静岡の興行はセミセミに突入していました。 セミは大型新人、木村蓮太朗がデビュー二戦目。 寝屋川石田ジムの岩屋卓史をスピードで圧倒、再三ボディアッパーを決めて攻めるも、岩屋が耐えて粘り、反撃。 木…

敗れてもなお、闘いうる者への敬意を 大場浩平、再起戦に敗れる

昨日はWOWOWオンデマンドとYouTubeとG+(これはMotoGPですので、関係ないですが)で生中継を見まくる、まあえらい一日でした。 しかし、土曜日に行われた神戸の試合、ライブ配信がなかった「セミセミ」の動画が、YouTubeにアップされていて、まずはそ…

本日12時50分、静岡よりライブ配信

明日、ではなくてもう今日ですが、WOWOWオンデマンド(午前8時頃から)は長丁場、二部構成とかいう話です。 で、それが終わる頃?まだ終わっていない頃?に、YouTubeで静岡の駿河男児ジム主催興行「ふじの国PROFESSIONAL BOXING」のライブ配信がありま…

本日15時頃、神戸からライブ配信 久保隼再起戦

本日は残念ながら観戦には行けないのですが、YouTubeのBOXING REALチャンネルで、神戸の久保隼再起戦などがライブ配信されます。 こちらで見られると思います。ご紹介。 時間は、試合の進行に応じて「前後」するとのことですので、要注意です。 本日のライブ…

チャンプと猫

寺地拳四朗、YouTubeチャンネル開設、とのことです。 一本目の動画、ご紹介。 ...まあ、大方こんな感じやろう、と思って見始めたら、その通りに進み、終わりました。 ライバル京口紘人とは、まったく違う未来を見据えているのか、それとも特に何も考えて…

浪速のロッキー、日連普及委員に就任

ある意味、ボクシングというジャンルの枠を超えて「大阪」「ナニワ」の象徴と言えるスーパースター、赤井英和「氏」が、日本ボクシング連盟の男子普及委員に就任した、とのことです。 プロの世界ではあれこれあった挙げ句、その純真が報われず、アマチュアの…

苦戦の経験をどう乗り越えるか 中嶋一輝、強烈KO勝ち

関東在住の友人の厚意により、中嶋一輝vs野村健太戦、放送されたものを見ることが出来ました。 長身の野村ですが、距離を生かして突き放すよりも、中間距離の打ち合いで連打がよく出る選手。 下町俊貴戦でも、その良さが出て打ち勝ったラウンドもあったが…

三つの処分、いずれも大ごとだが...

ぼちぼち、あれこれと試合の話も書いていけそうなときに、なんか出鼻くじかれたような話題に出くわしました。 JBCが一昨日、ジム会長三人の処分を発表した、という記事です。 六島ジム枝川会長の件は、すでに報じられていたのを見ていました。関西ローカ…

比嘉大吾、移籍初戦の相手はかつての宿敵

先週の話題ですが、比嘉大吾の移籍初戦も、国内の好選手と組まれました。 堤聖也、日本バンタム級13位ということは、日本タイトル挑戦権を持たない中での最上位ランカー。 しかし、1月の中嶋一輝戦は、直に見た印象では堤が巧く闘って競り勝った、という…

伊藤、三代戦、YouTubeでライブ配信

今頃なんですが、先月末のA-SIGN興行について、山口大介記者の記事。 本当に、今さらながら、ひとつの分岐点として後世に語れる興行になるかもしれないなあ、と。 で、最後の方には、11月5日の伊藤雅雪、三代大訓戦が、YouTubeでライブ配信されるという記…

最大のスター選手、その無様が混乱を呼ぶ

カネロ・アルバレスがDAZNとGBPを訴えたという記事。 海外の記事を読み解くのも難しいところ、ボクシングビートがわかりやすく解説してくれています。 もしこの記事の通りだとしたら、スター選手を擁して配信会社と契約したいがために、契約内容をき…

11月23日、三田で関西トップボクサー大挙出場

先日、小耳に挟んだところによると、関西のジムの中には、一致団結、協力体制をもってこの危機にあたり、ボクシング界を盛り上げていかないと、という認識が広まりつつある、のだそうです。 コロナ渦からの自粛明け、本当なら関西初の有観客興行になるはずだ…

「キャリアの折り返し」という言葉の凄さ 井上尚弥、マロニー戦に向け会見

昨日、井上尚弥が国内メディア向けに会見。オンラインで行われたとのこと。 この辺は万全に、ということでしょうか。 以前も、試合が近づいたら記者との接触を避け、マスクを着用し、とインフルエンザや風邪予防に厳しい様子が伝えられたことがありましたね…

コロナ後初の国内世界戦決定 タノンサック・シムシー、京口紘人に挑戦

京口紘人、防衛戦決定。コロナ以降初の国内世界戦はこちらになりました。 相手は小耳に挟んでたんですが、グリーンツダと契約しているタイの若手、タノンサック・シムシー。 府立の地下で三試合見てますが、WBOランカーに競り勝った試合のみならず、その…

デビュー早々にダウンを経験 逸材の今後はいかに

ということで、今頃何やねんシリーズ、というか、遅い感想文を簡単に。 先月の松本圭佑デビュー戦などについて。 立ち上がり喫したダウンは、言ってみれば距離の読み違いでもありましょうが、対戦相手の三宅寛典が秘めた「意地」の熱量を理解していなかった…

「良い結果」であることが、数字で証されている

先日のA-SIGN興行、ライブ配信やそれにまつわる展開について、クラウドファインディングの総額や、閲覧数などが発表された、という記事です。 端的に、普通、この感じのカードで、こういう収益が出ることはおそらくないでしょうから、非常に良い結果であるこ…

尾川、西谷戦は3日後に録画放送(記事訂正あり)

吉野修一郎vs細川バレンタインが無事終わりましたが、来月、10月は2日に尾川堅一vs西谷和宏があり、11月には5日の伊藤雅雪vs三代大訓と、この辺りのクラスで、上位対決が続きます。 昔ならフライ級あたりが「伝統の」という言葉で表現された日本…

早く試合が組まれてほしいものですが

さて、寺地拳四朗と勅使河原弘晶のスパーリングは、勅使河原が派手なパンチを当て、拳四朗が正確に打ち返す、という感じ。 思った以上に勅使河原が力入れてて、拳四朗が応じたという流れに見えました。 しかし正確さというか、質の違いは歴然で、勅使河原が…

「必死さ」の表現もひとつの力、か 吉野修一郎、苦しみつつも大差の勝利

ということで、久々に後楽園ホールにて観戦してきました。 取り急ぎ、まずは試合について、そしていつもどおり「ミラーレス機とタブレットと」管理人さんから提供いただいた写真を。 メイン、吉野修一郎と細川バレンタインの上位対決は、みっつタイトルがか…

こっそりとお邪魔します

ということで、今日、こっそり、久々にホールにお邪魔します。 上京する用事が元々あって、それにかこつけて観戦、という、時々やるパターンです。 今回はいつも以上に急遽決まったもので、どたばたしてますが、まあ何とかなりそうです。 昨日、無事計量も終…

心底から応援出来た「恩」の数々 八重樫東、引退表明

昨年12月、横浜アリーナで敗れ、年明け(2月でしたか)には、ジムから引退勧告も、と報じられていた八重樫東が、引退表明したとのことです。 この人の出始め、デビューの頃は、いわゆる「最短記録」狙いという、天才型路線とでもいいますか、まあ「よくあ…

「準決勝」はYouTubeで見られるか? A-SIGN興行で伊藤雅雪、三代大訓激突

ということで昨夜のA-SIGN興行、ライブ配信を楽しく見ておりました。 坂井祥紀は、長身サウスポー、しかも実質一階級上、と見えた重田裕紀の左ボディブローに苦しみつつも、執拗なフック攻撃で押し切って判定勝ち。 マーロン・スターリングばりのガードで、…