スーパーバンタム級転向はほぼ確定事項となっている、WBC、IBFバンタム級チャンピオン中谷潤人が、伝統のファイトタウン、フィラデルフィアを訪れた、という記事。
林壮一記者の手によるものです。
【短期集中連載】中谷潤人、フィラデルフィアへ行く 迎えた元ヘビー級王者ティム・ウィザスプーンは「チャンプ、よく来たな」(webスポルティーバ)#Yahooニュースhttps://t.co/vAPv6dXqsm
— takeru ooba (@OobaTakeru) 2025年7月22日
中谷潤人が映画『ロッキー』の名所で受けたレッスン 元ヘビー級王者が現役時代に味わった苦難には「哀しい気持ちになった」(webスポルティーバ) https://t.co/b6Dmdp2Kde
— takeru ooba (@OobaTakeru) 2025年7月23日
「マイノリティーの拳」「神様のリング」などでボクシングを取り上げ、それ以外のジャンルにおいても、アメリカの「今」を捉える作品を発表している林記者は、様々な取材を通じて、元WBCヘビー級チャンピオンのティム・ウィザースプーンとの間に信頼関係を構築していることで知られます。
ビッグファイトの際には、何度もウィザースプーンの解説コメントを聞き、記事化してきました。
今回は、西田凌佑を破ったのち、次戦まで間のある時期ということで、かねてから中谷潤人を高く評価してきたウィザースプーンと引き合わせることになったようです。
その様子は、記事に詳しいですが...ウィザースプーンの過去の苦境を、自身の現状に引き寄せて語る言葉は、実に重みがあります。
この連載は、全部で3回、掲載予定のようですので、もう一回ぶん、残っています。楽しみです。
==================
70年代後半から80年代前半の「ポスト・アリ」時代を担ったヘビー級ボクサーたちは、ラリー・ホームズを筆頭に、今見返しても、ベストシェイプだったらみんな、なかなか強かっただろうなあ、と思う選手が並びます。
アリの再来と目されたグレッグ・ペイジ。ホームズ相手に大善戦し、フランク・ブルーノを敵地英国で倒したティム・ウィザースプーン。
大柄なジャバーで、コンビネーションも速かったトニー・タッブス。モントリオール五輪銅のホープ、ジョン・テイト。
その他にも本格派のグッドジャバー、ピンクロン・トーマス。後年ホリフィールドと激闘を繰り広げたマイケル・ドークス。ハーキュリーと呼ばれた筋骨隆々の強打、一発逆転男マイク・ウィーバー等々。
しかし、これらの選手は皆、ドン・キングの傘下にあって、当時のヘビー級市場を独占したキングの意のままに操られ、酷い条件...いや、条件、と表現するにも値しない「奴隷契約」の元、キャリアベストの時期を浪費させられ、心身共に疲弊し、いずれも大成することなくキャリアを終えました。
ティム・ウィザースプーンはその中にあって、リングの内外においてキングの支配に抗い、裁判を起こして勝利を収めただけ、まだ救いがあった方、とは言えるでしょう、が。
その辺の顛末は「マイノリティーの拳」に詳しいです。Kindle版は安価で読めるようですし、是非、ご一読を。
==================
さて、動画もご紹介。
毎日放送といえば「せやねん」のボクシング特集が時々ありますが、今回は他の番組から、中谷潤人インタビューです。
長谷川穂積も登場します。
なんだか賑々しい、関西ノリの番組ですが、井上尚弥戦について語るところなど、要注目です。
また、次戦(ラモン・カルデナス戦?)の発表もまだ先で、少し余裕のある?時期でもあり、にこやかに色々と応じていますね。