井岡一翔、ファン・フランシスコ・エストラーダとの試合を交渉中、大晦日にも?と、海外報道が出たとのことです。
ただ、報道といっても、ESPNのサルバドール・ロドリゲスという記者がTweetをひとつしただけ、みたいです。
Me dicen que están platicando para una pelea entre Juan Francisco ‘Gallo’ Estrada vs Kazuto Ioka para fines de año en batalla unificatoria de los Supermoscas 🥊🥊🥊
— Salvador Rodriguez (@ChavaESPN) September 12, 2023
Esperamos confirmación para diciembre 31
これをもって、実現へ向けて交渉が進んでいる、と見ていいものかどうか、よくわかりません。
普通なら、遂に決まるか!と沸き立つところですが、何しろ井岡一翔の話ですから(笑)というのもありますが。
しかしこのTweetを元ネタにした海外記事は複数出ています。
このカードが決まることを前提に、WBCマウリシオ・スレイマン会長が暫定王座決定戦を認める方向だ、という記事を見ると、少なくともWBCは「その次」に向けて動いているわけですから、現実味のある話だ、と見るべきかもしれません。
それに、最近は試合の度にかなり打たれる頻度が増えたエストラーダの様子を見て、井岡が遂に対戦に踏み切る、という見方をすれば、いかにも、という印象でもあります。
ホーム日本で闘えば、僅差に持ち込めるということも含めて、勝算ありと見たのかもしれません。
私は井岡一翔について、エストラーダ相手ならけっこう相性が良い、巧さや力が発揮出来る試合展開になる可能性が高いと見ていて、フライ級時代から「対戦すれば良いのに」と思っていました。
とはいえ、それでも健闘及ばず...という結果になるだろう、とも思っていたわけ、ですが。
今闘えば、一歳年長ながら、疑わしい部分も含めてですが、まずまずのコンディションを維持している井岡が、一歳年下ながら歴戦、激戦の疲弊も見えるエストラーダに対し「及ばず」の部分を埋められる可能性は高まっている。
両者の現状はそういう風に見えもしますね。
まあ、決まればベテラン王者同士が、双方のご都合をかなえるという意味では、良い試合なんでしょうし、もちろんそれなりに興味深く見ます。
もちろん、心情的にどちらを応援するかは、私の心中においては明確でありますが。メキシコ国旗の小旗買わないかんかな...。
しかしやっぱり、決まったとて今頃、ですね。
昨年末なら、うっかり会場に行ったりしてたかもしれませんが、今年に入ってあれこれあった「駄目押し」によって、さすがに相手がエストラーダであっても、ちょっとなあ、という気分です。
まあ、家で見るにも、会場行くほどじゃないにしても、しっかりそれなりの「お布施」は取られるのかもしれませんが(笑)
あと、記事には大晦日にも、と書いてありますが、これはロドリゲス記者が、きちんと取材して得た情報なのかどうか、です。
過去に日本ではそういう変わった日程で毎年のように試合があった、だから今回もそうだろう、と適当に書いているんだったら、そもそも無い話かもしれません。
TBSが放送していた時なら、予算の話などで、大晦日にやる意味はあったわけでしょうが、ネット配信の場合、大晦日だから、なんて意味合いは...無いこともない、のでしょうか?
何しろ年暮れに、さらに高額のPPVだったら、ぎゃー、って話ですね(笑)。
はてさて、どないなりますやら。