最大限の健闘も、力及ばず 加納陸、強打オラスクアガにKO負け



ということで土曜日の試合、感想最後です。

アンソニー・オラスクアガ、加納陸を3回KO。
フィニッシュは右フックで加納の右腕をはじき飛ばし、そのスペースに左アッパーを打ち込むというもの。
それまでの展開と同様、力と技の両面で、彼我の差を見せつけるものでした。

加納は左のクロスや右返し、ワンツーなど、打つべき時にしっかり打って、ヒットを取ってはいました。
待っていてはどんどん攻め込まれる。しかし、オラスクアガの強打を恐れず、しっかり打って止めようと、最大限の努力をしていたと思います。

それはまさに健闘で、アタマに「最大限の」とつけたくなるものでしたが、結果は非情でした。
オラスクアガの強打が、全てを決めたという試合でした。


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試合中止の憂き目を見た田中恒成は、リングに登場して、ひとつずつ言葉を紡ぎ、ボクサーとしての決意、統一戦まで勝ち続ける、と語りました。
言うに言えない思いもあったことかと思いますが、ああして観客に、視聴者に語りかける場があって良かった。
単なる薄っぺらい「アピール」ではない。心の奥底から紡がれた言葉だったが故に。


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第一試合、本来配信予定の無かった荒本一成のデビュー戦、楽しみにしていたんですが、全体的に不調な印象。
体重もえらく重い設定だったし、試合ぶりも今ひとつ。
終わってから、眼窩底骨折でしたっけ?負傷もあったとかで、それは割り引いて見るべきなのかもしれません。
次からはミドルに落としてやるらしいですから、ひとまず保留、でしょうか。
ただ、もし今回の試合ぶりが実力そのままなのだとしたら、元トップアマというのは看板倒れというしかありません。奮起に期待します。


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これまでAmazonPrimeのボクシング中継、番組制作はフジテレビがやっていたはずですが、今回から日テレやG+、今はU-NEXTのボクシング番組制作をしている会社に変わっていましたね。
鈴木健さんのように、日テレからアナウンサーが来ることはこれまでもあったかもしれませんが。

そして、思い出そうにも忘れられない「トシオカニシオカ」事件でお馴染み、船越雅史アナウンサーも実況をしていました。
この人、よく知らんかったのですが、不祥事か何かで現場から引いていて、久し振りの復帰?なのでしょうか。
正直、いちいち大層であまり好きじゃないですが、今後はTV中継とは状況が微妙に違うことも鑑みて、修正してくれたらいいですね。

あと、この人はリングアナとして、選手のタイトル獲得歴などをコールに含める、ということを、おそらく日本で一番最初にやった人です。
それ自体はやり方ひとつで全然悪くないし、上手く整理してやれば良いと思っていたんですが、今、そのやり方を引き継いでいる人の中には、目立ちたいのか何なのか、時間の無駄遣いをする人がいて、辟易させられます。馬鹿かと思うこと再々です。


話は戻って、今後は日テレ系の会社制作で行くということなんですかね。
それとも、フジと交互に、なんてことも...それだけ、Amazonのボクシング配信興行がコンスタントに行われるということであれば、嬉しい話ではありますが。はてさて。


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最後に、こないなツーショットがありました。
今後に向けて良い話があったのだとしたら、嬉しいことですね。大いに期待します。