今日会見/出場選手を見るまでは/お早いお着き

 

 

この土日は、DAZNでちょこちょこと試合をチェックするくらいで、割と穏やかな週末でした。
ヤンキエル・リベラとアンヘリーノ・コルドバWBAフライ級暫定王座決定戦(挑決でええやろう、と思うのですが)は、コルドバのラフなアタックをリベラが持て余してました。
リベラは引き倒しぽいのをダウンに取ってもらい、コルドバはラビットパンチで減点されたが、それ以外は終始劣勢。
12ラウンズで14ポイントを食い合う採点で、コルドバ115-111、あとふたりが113-113、マジョリティドロー。
試合ぶりには感心しなかったものの、内容的にはコルドバの勝ち。ダウン裁定は怪しかった。リベラにとっては冴えない試合でした。

 


さて、話題あれこれ、引き続き。
伊藤雅雪代表率いるトレジャーボクシング、主催興行は第何弾でしたっけ?何しろ今日、会見して発表なのだそうです。

思い当たる顔ぶれとしては、元世界王者の顔がひとつふたつ...さて、どうなりますか。とにかく、楽しみに待ちましょう。


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さて、大橋ジム主催の階級別トーナメント、今回はスーパーフェザー級で開催とのことです。

詳細はまだ先ですが、これまでの例でいくと、こちらが過剰に、上位選手やチャンピオン勢揃いとなれば凄いなあ、と期待しても、大抵は空振りです。
話半分、という感じで聞いておいた方がよさそうです。
この階級は大橋ジムに力石政法がいますが、以前バンタムの時も、井上拓真や武居由樹といった世界クラスは出しませんでしたし、手術後の経過なども不明ですから、何とも言えません。
そもそも前回の世界戦出場にしてから、肩の状態をジム側や会長に知らせずに試合をしていた、というのが事実なら、取り方ひとつで背信行為ではないのか、という話です。
今回、こういう企画で再起へ、とは、我々傍目のファンが思うほど、収まりの良い話でもない、のかもしれませんしね。


余談を抜きにしていえば、日本ボクシング界のボリュームゾーンともいうべき、人材豊富な階級ではあります。
しかし実際問題、力石が出るかは不明。尾川堅一、堤駿斗が出るとも想像しにくい。波田大和はしばし、休息が必要でしょう。
齋藤麗王は、渡邊海を逆転した試合が記憶に新しいですが、敗れた渡邊ともども、11月に再起というのは、微妙。
その渡邊に敗れた鈴木稔弘は、先日再起に成功。木村吉光はもう、130ポンドには落ちないか。
日本チャンピオン奈良井翼、1位砂川隆祐はいずれ対戦するでしょうが、これを11月、初戦に持ってくる?
アジア地域王座を中国リングで獲った中井龍は、地域タイトル保持者としての箔もあるか。
上位ランカーはそれいけ太一、木村蓮太朗(ライト級で闘った方が良い?)、英豪、大谷新星らが候補か。
元日本チャンピオン、原優奈も再起の可能性あり?

あと、松本圭佑が出場する可能性がありますね。実はこれが本命か。
大橋ジムとしては、この大会が彼のための大会になれば幸い、という狙いかもしれません。

しかし16の出場枠を埋め、丸一年がかりでやるというのだから、なかなか大変ではあります。
負傷その他の事態で、すんなり進まないこともありましょうし。
何しろ、まずは出場選手の顔ぶれが揃ってから、という構えで見守りましょう、というところですね。


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さて、来月14日の名古屋決戦に向けて、ムロジョン・アフマダリエフ来日の報です。

えらくお早いお着きで、という感じですが、時差や気候を考えたら、このくらいの余裕は欲しいところでしょうね。
先方は万全を期しているようです。当然のことですが。

口の減らんプロモーターのせいもあってか、気持ちの良くないやりとりもあったこれまでですが、本人のコメントは、やはり井上尚弥に対するリスペクトが、そのまま出ていますね。
日本の街を見たい、とはなかなか余裕ですが、えらく暑いんで、あまり出歩かん方が、と。余計なことかもしれませんが。