そんなことで明日はホールでFODプレミアムのライブ配信試合。偶数月「三迫枠」ダイヤモンドグローブです。
WBO―AP王者・川浦龍生「世界ランカーに相応しい試合を」 11日に田井宜広と世界ランカー対決(スポーツ報知)#Yahooニュースhttps://t.co/BWSgEPyLje
— takeru ooba (@OobaTakeru) February 10, 2025
メインはスーパーライトの永田大士。井上浩樹に二度勝利、韓国でもWBOアジア防衛を果たしています。
今回は星大翔と対戦。佐々木尽に判定まで行った選手。今回はSライトに落としての試合です。
そして、個人的に注目というか、良くも悪くも「真贋」が語られてしまうだろうなあ、という意味で気になるのが、セミの試合です。
川浦龍生は、関西のホープ田井宜広(たい たかひろ、と読みます)との対戦。
田井は所属のRSTジム田井会長の息子。富施郁哉戦の判定負けが唯一の黒星で、8勝8KO1敗。
デビューから富施戦までの4試合は全部日本人相手でしたが、再起路線は全部タイとフィリピン。
21年1月には韓国遠征し、タイのスラット・イアムオンを初回KO、WBOオリエンタル王座獲得。現在、日本3位で、WBOでも世界10位。
U-NEXTやTV大阪YouTubeのライブ配信で、試合が配信されてきたので、それなりに見られているはずです。
派手でトリッキーなスタイルのスイッチヒッターで、その派手さ故に、格下相手を圧倒して倒す様が、見た目に良いものに映らない、という類いの選手。
こういう選手は、やっぱり相手が強くないと駄目で、そこで自らのスタイルが通じるかどうかで、見る側を納得させるしかありません。
本人も格下相手の試合中に、不満というか物足りなさからくる苛立ちを見せていました。
今回、川浦龍生ですから相手に不足なしでしょう。本物かどうかを見せる時です。
ただ、タイトル挑戦に至る過程で、相手の質に関しては若干、走り幅跳びの感あり。
もしここで、鮮やかにとはいかずとも、苦しみつつ競り勝つだけで充分、殊勲の勝利でしょうが、正直どうなるかを判断する材料が足りない段階の選手です。
関西のジム所属の、貴重なホープだけに気になるところ。はてさて、どうなりますやら。